ぴこです。
ずっとずっと楽しみにしていた2本の映画があります。
それが「犬鳴村」と「樹海村」。どちらもオカルト好きにはタイトルからしてワクワクしますよね！
U-NEXTの子アカウントから親アカウントに契約をして、ポイントで見られるようになったので、付与されてすぐに見てみました。
では、感想にGO！話の流れや結末のネタバレはないですが、途中に出てくる「物」に関してのネタバレは若干あるのでご注意ください。
犬鳴村とは？
「清水崇さん」が監督。キャストは「三吉彩花さん」や「坂東龍汰さん」が主演なのかな。私は芸能人に疎いので、よく知らない方々でしたが、特に不満はありませんでした。
予告編を見た時に「面白そう！！」と思い、絶対に見る！と思った作品です。
恐怖回避バージョンもありますが、こちらは見ていないのでわかりません。
樹海村とは？
富士の「樹海」をテーマに扱った映画で、犬鳴村の続編にあたるそうです。
ですので監督は「清水崇さん」です。
キャストは「山田杏奈さん」や「山口まゆ」さん。私は芸能人に…以下略。
予告編は多分見たことがなく「村」だから犬鳴村の続きかな？と思い、見てみたい気持ちはとても強かったです。
どちらの映画にも言えること
２ちゃんねる時代、オカルト板に投稿されたネタが入っていたりして、そこはオカルト好きには嬉しいんだけど…。
それが逆に「中途半端」な印象を受けました。組み合わせたのなら、もっと活かしてほしかった。
ストーリーには絡んでるんだけど、どちらの話も好きなだけに…。
犬鳴村は、まだマシかな。出てくるのはとある村の話だけど、まだ繋がりがある…というか、繋げてもそこまで強い違和感はないかなと思いました。
でも樹海村の方は…、冒頭は面白かったです。入り方は「最近の！って感じで好みだ」と思いながら見てました。ただ組み合わせた題材がよくなかった。題材自体はすっごく大好きな話。
それだけに「樹海」をテーマにするのか「組み合わせた題材」をテーマにしたいのか、どっちかにして欲しかった。
連続して見たからというのもあるけど、1つ1つの感想ではなく、まとめて書いてる辺り、そういう評価なんだなと思ってください…。
ただただ途中から…
途中から「ああ、もうわかったから。もういいや」となる作品でした。二つとも。
もしこれから見た人がいらしたとして、途中でオチが読めるだろうし、その通りになります、多分。
なんというか話は凄く「浅い」です。「…で？」となる設定、シーンも多いですね。
上記の通り「題材としたもう一つのテーマ」を出したいんだなぁと。それなら「犬鳴」でも「樹海」でも無くて良くない？っていうのが正直な感想です。
それでも「犬鳴村」の方はなんとか見ていましたが「樹海村」は途中からスマホ触ってました。
一番不満だったこと
主に「樹海村」のことですが、犬鳴村に比べると、グロテスクなシーンが多くあります。
私は「ジャパニーズホラーなら、安易なグロテスク表現に走ってほしくない」という気持ちがあり、グロテスクは好きでも嫌いでもないけど、ただ痛い表現を入れる＝怖い！！ではないと思うんです。
ストーリーの進行上で必要なグロテスク・怪我・流血などの表現があるのはいいんですよ。
ただ樹海村に関しては「こうしとけば怖いやろ？」みたいなものがヒシヒシと伝わってきて、つまらない通り越して怒りがわいてきました。
ホラー＝グロテスクではないし、特にジャパニーズホラーならもっと心理的な描写を入れてほしかったです。まぁそれも個人の好みではあると思いますけどね。
「犬鳴村」の方、電話BOXの中で肉の一部が…のシーンは好きで、ああいう感じにサラッと入れてくれるほうが、私はポイントが高いかな。
オススメ出来るか否か
ずっと見たかった作品ではあるので、見れたことによる満足感はありましたが、見たことによる満足感はゼロでした。VODでレンタル（P購入）、DVDを借りる、などしてまでは…というのが感想。
VODや地上波放送で「無料」なら暇つぶしにはいいかもね、くらいの印象でした。
あと、私はゾンビ映画見ながら焼き肉とかユッケとか大丈夫なのですが、樹海村の方を見ながらソーセージ食べるのはちょっとキツかったです(笑)
何故か気になるかたは、樹海村見てみるのも良いかもしれませんね。
感想をまとめると「うわ、微妙…」です。
ありがとうございました！
