SurfacePro8をイラスト制作用に購入。iPadProとどう違う?Pro7からの進化はある?伝えたい!

ぴこです。
以前、絵を描く(イラスト制作)にはiPadなのか?Surfaceなのか?という記事を書きました。

こちらの記事で比較したのは「iPadPro(第3世代)」と「SurfacePro7&スリムペン1」でした。
今回…というか結構前に「SurfacePro8」と「スリムペン2」を購入したので、イラストを描くにあたって感じた7から8への変化、感想などを書いていこうと思います。

SurfacePro8とiPadProで迷っている…。そんな方に、是非参考にしていただければと思います。

☆もくじ☆

まずは簡単におさらいから伝えたい

前回の記事を見るのが面倒!という方に、まずはおさらいを。

まず第一として知っておきたいのは…

  • iPadProはタブレット端末である
  • SurfaceはタブレットPCである

ということです。Surfaceにも「タブレットモード」はありますが、やはりベースは「パソコン」です。
「手軽に気軽にパパッと使う」という意味では、やはりiPadProが強い。
しかしSurfacePro8はWindows搭載のPCのため、出来る事・幅が広いです。
これは私がメインのPCにWindowsを使っているからというのも大きな理由なので、メインPCがmacの方はiPadのほうが使いやすいかもしれませんが、そこはお好みでという所もあると思います。
実際、私はWindowsメインに使い、イラストはiPadProでしたが、今は無料のクラウドサービス(OneDriveやDropbox)があるためデータのやり取りに困ることもなく不便さはあまり感じませんでした。

なお、今回紹介するSurfacePro8本体の仕様の詳細は割愛させていただきます。

ライトな絵描きが選んだSurfacePro8のスペックを伝えたい!

スペックに関してはとても悩みました。ストレージを増やすか?メモリを増やすか?何を優先しよう?しばらく悩んだのですが、私がSurfaceで行うことは「イラストの制作」であり、保管は別PCやUSBメモリーを使うので、容量は最も低い128GB。
メモリーは先人たちの「普通に使うなら8GBで十分」という意見を信じて8GBに。

つまり、ストレージ128GBのメモリー8GB。最も安い組み合わせに致しました。ちなみにカラーはプラチナです。

参考までに、普段描くイラストの平均レイヤー数は40枚程度。3D機能などはあまり使いませんが、クリスタのデッサン人形は問題なく動きました。

こちらが私の購入したものと同じSurfacePro8になります。

気をつけたいのが、Windowsが搭載されているため「128GB」をフルに使うことは出来ず、実際に使える容量は100GBをやや下回ります。今後、クリスタの素材を多数DLすることで容量をどれだけ使うのかが未知数ですね…。
ただSurfaceシリーズは人気のシリーズのため、フリマアプリなどで「売れやすい」という長所があります。(iPadもだけど)勿論商品の状態は考慮しますが、私はフリマアプリの利用にあまり抵抗がないので「足りなくなれば変えればいいかな?」と思っています。

Surfaceのタイプカバーとスリムペン2について

SurfaceはタブレットPCですが、キーボード(タイプカバー)は別売りです。イラストを描くのに必須のペン(スリムペン2)も勿論別売りです。SurfacePro8のタイプカバーにはスリムペンを充電するスペースのある物も用意されており、私が購入した時はポピーレッドしか在庫がなかったのですが、現在はカラーも4色から選べます。

スリムペンは平たいきしめんのような形をしており、SurfacePro8以前のようにパソコンの側面にマグネットでくっつけることが出来ません。ペンをなくさないためにも、スリムペン収納付きのタイプカバーの購入をおすすめします。

私が購入したのは上記のリンクのブラックではなく、ポピーレッドというカラー。

最初は明るすぎるなと思ったけど慣れたら可愛いなって思えます。

SurfacePro7から圧倒的に進化したSurfacePro8の凄さを伝えたい!

本体の仕様・詳細は割愛すると書きましたが、画面サイズが「13インチ」に大きくなったことはお伝えしますね。iPadProは12.9インチですが、実際は縦横の比率が違うようで、iPadのほうが大きく感じます。

…が、絵を描いている時に「小さいな」と感じることはありません。

で、本題に入りますね。SurfacePro7からPro8で、私が驚いた進化。それは…「視差、遅延のなさ」です。SurfacePro7では、クリスタで補正値を高くした時やペンを早く動かした時などに、若干の視差・遅延がありました。
「ここに描きたい」と思った所より若干ずれる、ササッと塗った時にラグが生じるなどですね。

SurfacePro8では、それらはほぼ感じません。イラストを描いていて、ストレスに感じたことはないです。大きなブラシサイズでふわっと塗っても、小さなブラシサイズで繊細な箇所をスッスッと塗っても、遅延なし。サクサク動きます。

Pro7では、ラフを描いている時に若干の遅延があり、手ブレ補正値をあげているとカクつく・遅延がありましたがPro8ではそんなことも全くなし。素晴らしい!iPadProに負けていません。

圧倒的に進化したのは、とにかく「遅延がない!」「視差がない!」の2つ。これだけでも十分iPadProからSurfacePro8に乗り換える価値はあると私は思いました。

一方でやはりiPadProに勝てない所も伝えたい

画面の美しさ、ペンシルの視差・遅延のなさはiPadProと真っ向から勝負できるSurfacePro8。しかし、そんなSurfacePro8にもやはり弱点はあります。

それは…

バッテリー持ち!

これの一言。
誤解のないようにお伝えすると、決してSurfacePro8のバッテリー持ちが悪いわけではありません。ノートPCの中でも、まぁ普通くらいじゃないでしょうか…そんなに多く試したわけじゃないですけど。
じゃあ何故、バッテリー持ちが…と感じてしまうのか。それはもう、iPadProのバッテリーが持ちすぎる!という単純な話です。

タブレットとタブレット”PC”ですから、きっと色々動いているシステムとかが違うのでしょう。知らんけど…。

じっくり腰を据えて描き込む…という点では、如何にSurfacePro8が素晴らしいとはいえ、iPadには勝てないです。

それでもSurfacePro8は素晴らしいということを伝えたい

それでもSurfaceの洗練された美しさ、キックスタンドの素晴らしさ、何より所有することで満たされる「所有欲」は何にも代えがたいものがあります。
13インチになり、画面も大きくなったSurfacePro8はスタイリッシュで持ち運びにも適しています。イラストを描くだけではなく、仕事にもたっぷり使えると思います。iPadProはやはり「イラスト」に特化しているな、と私の使い方では感じてしまうので。

そして前回も書きましたが、iPadProのCLIP STUDIO PAINTはサブスクです。金額自体は高くないものの、PC用ライセンスを持っている人からすると、ちょっと抵抗がある…という人も多いはず。かくいう私もその一人。
イラストを描くことにムラがあると「一ヶ月でこれしか使わなかったな…。○○円…」ってなってしまうんですよね。

SurfacePro8はタブレット”PC”ですから、当然PC用ライセンスを使えます。1つのライセンスで2台まで使えるので、メインPCとサブPCで使い分けることも出来ますね。そして何より「ずっと使える」という気持ち的な余裕があります。

私はそこを重視するので、iPadProからSurfaceに完璧に乗り換えようかなと考えました。

SurfacePro8、買っちゃう?ちょっと待って!

と、ここまでSurfacePro8のことを書かせて頂きましたが、調べる中で「Surface Laptop Studio」が発売されると知りました。用途にもよりますが、画面サイズが14.4インチでモニター可動により3パターンの使い方が出来る「Surface Laptop Studio」という選択肢もありですよね。私も検討してみようと思います。

大きくなる分重さも増えると思いますし、SurfacePro8なのか?Surface Laptop Studioなのか?は、実際に店頭で比べるのも良いかと思います♪

Surfaceシリーズ…本当にイイですね!

それでは今回はこのへんで。ありがとうございました!

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